中小企業家同友会 東ブロック合同例会

昨日は新大阪食品産業株式会社北尻社長の例会報告でした。

40年前祖父が大東市寺川でお弁当屋さんとして創業
ずっと企業向けの給食の仕事していたが、ある時お客さんの声が苦情しかないことに憤りを覚えHCS事業を考案し展開されます。
HCSとは(ホットクッキングサービス)お客さんの会社に出向きまかないで温かいお昼ご飯を提供するサービス。
同業他社からは「あんなんで採算取れるわけ無い、アホや」とかげぐちをたたかれますが、顧客は喜び最大60社までHCSを展開されました。

北尻氏は35歳まで畑違いの営業職として順調に働いてましたが、色んなことがきっかけになり新大阪食品へ取締役専務として帰ってきます。
 帰ってから漠然と営業や配達、調理と働いていたのですが、ある時社員さんから会社を変えて欲しい要望を愚痴として聞かされます。
 そんなころ新規顧客へ営業に行ったとき、顧客の社長が「社員のために美味しいお昼ご飯食べさせてあげたい」と言われます。そのころの北尻氏にとっては「社員のために…」が理解出来ませんでした。
そのことをその社長に伝えると、中小企業家同友会にくれば解ると教えられ入会に至ります。
 入会しても、周りの会員経営者が言ってることが理解できないまま2003年に初めての例会報告をします。
 その打合せで会員から「甘い」「早く社長になれ」と叱咤を受け、少し前向きになります。
また、そのころ同友会の柱である経営指針成文化セミナーを受講します。しかし、セミナーで経営理念を作るが社員に発表せず、自分だけの物になってしまいました。
 そのセミナーで言われた「経営姿勢の確立」。これが自分に落ちてなかったと現在振り返られています。
その経営姿勢の確立が自分に落ちてきた出来事が、その後訪れます。
 また、新規の顧客で事前に打合せに行った時に、ついでに昼食風景を見ました。そこに広がる風景は、ただ家畜が餌を貪るように無言で飯を掻き込んでる風景。
 愕然として、帰社し早急に新規顧客へのHCSの開始を段取りされます。
 そして、HCS開始初日。北尻氏も立ち会われます。
 見違えるように会話が弾む昼食、あちらこちらから「美味しい」「おかわり」と声が聞こえます。
 その時ふと顧客社長の顔を見ると目に涙を浮かべながら微笑んでおられる。その時調理をしていたパートの方が
「このためにやってるんですよね」との一言。北尻氏がその場で号泣されます。
「そうや、このために新大阪食品はあるんや」「このために俺は経営してるんや」
この瞬間、経営姿勢の確立という言葉が北尻氏に落ちてきました。
 その後、すぐに以前作った理念を会社で発表され、経営指針作成に全社で挑まれます。
現在材料高騰などで経営は順調といえませんが、全社員がお客様の笑顔を求め日々奮闘されています。


北尻氏も現在、その経営指針成文化セミナー理念作成コースの講師(リーダー)として他の経営者に「経営姿勢の確立」を訴えられています。

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山田雅之

Author:山田雅之
感性でもの作りをする製缶板金屋の専務です。

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